放逸に耽るな。愛欲と歓楽に親しむな。おこたることなく思念をこらす者は、大いなる楽しみを得る。
放逸にふけってはならない。感覚的な快楽に溺れてはならない。不放逸であり、瞑想する者だけが大きな幸福を得る。
詳細解説
仏陀は私たちに改めて思い起こさせてくださる。修行者が本当に生死の苦しみから離れたいと願うなら、放逸に流されて沈んではならず、欲望の楽しみに酔いしれてはならない。むしろ、よく警覚し、禅定を修めてこそ、大いなる安楽を得ることができるのである。修行者にとって大切なのは、常に深く思惟し、禅観することである。私たちは、あらゆるものが空しく、仮に現れた幻のようなものであることを、深く観じなければならない。この世には、本当に執着すべきものなど何一つない。自分自身でさえ、いつの日か崩れ散っていく。まして、自分の外にある物に執着する必要がどこにあるだろうか。まことに、詩にあるように、この世は幻の舞台がすでに広げられたようなものであり、はかない人生を見れば心は痛む。百年の生であっても、最後に何が残るというのか。ただ青々とした草の下に埋もれるだけである。人の一生は、ついには塵が塵へと還るにすぎない。このことを知るなら、どうしてなお世間の欲楽に貪り執着する必要があろうか。生と死、そして苦しみの問題を解決することこそ、修行者にとって最も大切なことなのである。
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