牛飼いが棒をもって牛どもを牧場に駆り立てるように、老いと死とは生きとし生けるものどもの寿命を駆り立てる。
牛飼いが杖で牛を牧草地へ追いやるように、老いと死は生きとし生けるものの命を追いやる。
詳細解説
この詩はプッバーラーマ(東園鹿子母講堂)で、様々な世俗的な欲望のために布薩(ウポーサタ)の戒を守っていたヴィサーカーとその追随者に関して説かれました。ブッダは、すべての生きとし生けるものは、牛飼いに追われる牛のように、生、老、病、死という避けられないサイクルに従属していることを彼らに思い出させました。別の説法で、ブッダはこの4つの不可避な事象を、その進路にあるすべてのものを押しつぶす4つの巨大な山に例え、パセーナディ王を謙虚にさせるためにこの比喩を用いました。人間の命は露のしずくのように儚く束の間であり、私たちの体は4つの要素(地、水、火、風)からなる一時的な器にすぎません。この無常を悟り、私たちは短い人生を些細な世俗的な争いに無駄にするのではなく、来るべき終わりに備えて熱心な精神修行に集中するべきなのです。
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