もろもろの道のうちでは<八つの部分よりなる正しい道>が最もすぐれている。もろもろの真理のうちでは<四つの句>(=四諦)がもっともすぐれている。もろもろの徳のうちでは<情欲を離れること>が最もすぐれている。人々のうちで<眼ある人>(=ブッダ)が最もすぐれている。
すべての道の中で八正道が最上であり、すべての真理の中で四諦が最上であり、すべての法の中で無欲が最上であり、人間の中で見る者(仏陀)が最上である。

詳細解説

この四つの法句は祇園精舎で説かれ、五百人の比丘にまつわる話です。伝承によれば、ある日、仏陀が全国を行脚してサーヴァッティーに戻られました。その時、五百人の比丘が通ってきた道について議論していました。「この村への道は平坦だ、あの村への道はでこぼこだ、この道は砂利だらけだ、あの道には砂利がない…」仏陀はこれらの比丘たちが阿羅漢果を得る可能性があるのを見て、法堂に行き尋ねられました。「ここで何を議論しているのか?」彼らが話した後、仏陀は教えられました。「比丘たちよ、それらの道は我々の関心事に値しない。比丘は聖なる道を歩まねばならない。それだけがすべての苦しみから解放するのである。」その機会に仏陀はこの四つの法句を説かれました。(法句経物語集第三巻、圓照、103頁より引用)

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